時代遅れの「基本」

フローチャート論争を見ていて思ったこと。

  • なにかにつけて「基本が大事」という人は、大概どこの現場にもいる
  • 問題は...その人の言う「基本」ってのは「いつの時代の話なんだ」ということ

その「基本」とやらが時代遅れであることを認識しつつ、敢えて旧式にこだわる人もいる。それはそれで一つの戦略・戦術としてはいいんじゃないかな。COBOL.co.jpみたいなやつね。新しい技術を覚えさせる必要がないということは、それだけ投資が少なくて済むということ。短期的には儲けやすい。市場がそういう開発体制を受け入れる間は商売としてはおいしいだろう。なんだかんだ言って、儲けた奴が勝ち、というのも事実。

ただし、受け入れる市場がなくなったら...そこで働く人達は、一から勉強しなおして新しい技術を習得する必要がある。旧式技術の「基本」に拘る人は、現場職員の将来を犠牲にしてお金を儲けているということを忘れてはならない。

その「基本」とやらが既に時代遅れであることすら悟ってないのなら...論外だね〜 そういう職場で働いている人は、すぐに転職先を探したほうがいいよ。 *1

*1:問題であるということをわかっていないことが、大問題なわけだが...