米国銃規制で殺人事件は減らせるか?
「銃社会」と言われる米国。時折ニュースを騒がせる銃を使った大量殺人。その都度おこる銃規制派とその反対派のぶつかり合い。
今日はオバマ大統領が「狙撃銃(Assault Rifle)を中心とした銃規制」を提案していた。果たしてこれで米国の殺人事件は減るのだろうか?
「そうはならないだろう」とする記事を発見。Marketwatchの‘Assault’ rifles are not involved in many U.S. murders: A look at the dataより要点をまとめると:
- 狙撃銃はあまり殺人事件に使われない
- 狙撃銃を使った殺人事件は2011年で323件
- これに対して拳銃は12664件。実に殺人事件のほぼ半数。
- 他の手段は「刃物」が1694件、「素手で殴る・脚で蹴る」が728件、「ゴルフクラブやトンカチで撲殺」が496件。
- つまり狙撃銃を規制した所で殺人事件はあまり減りそうにない。
痛ましい大量殺人は減るだろうけど、その頻度は元々多くはないのね。