Google Buzz

Google Buzz、さっそく使ってみたが...なんかイマイチ。

ということで、Gmailのページからは外してしまった。あと、FlickrYoutubeとの連携も切った。Uploadしちゃまずい画像・動画をBuzzで流してしまった日には、それこそバッズ〜ンって感じで伝搬しちゃいそうだから。

さらにTwitterとの連携も外した。140文字のしょうもないつぶやきをTwitterで見た直後にBuzzでも同じものが... 田舎の深夜放送のコマーシャル二連チャンじゃないんだからさ。

でもまあ、Googleのことだからきっと何か合わせ技を出してくるに違いない。だってGoogleって、既に他の人が実現しているサービスを画期的に焼き直して勝負してきたじゃないですか。競輪でいうと番手捲りみたいな、ある意味「嫌な奴」戦法。

検索ではExcite、Infoseek、Altavista等が先行していたところにページランキングとかなんか使って一気に捲り。煽りをくらって先行三社はみんな落車。

広告。DoubleClick等の先行がショボかったというのもあるけど、キーワードでひっかけて広告を動的に変えるという仕組は、5周回くらい一気に挽回できる素晴らしい追い脚だ。

地図。先行Mapquestに対し、Ajaxを組み合わせた「ぐりぐりできる地図」で勝負。あっさり捲りが決まる。

メールもそう。Webメールは数多くあったけど、「おめーら違うよ。メールはフォルダで分けちゃだめなんだよ。タグれよ。」という地味ではあるが、大事な実装差別化でじわじわ追い上げ。

一方で、こういう「決め脚」がないと、Googleといえども苦戦することは避けられない。Google Checkoutとか、Androidとかはその典型。

Google Buzz = (Twitter + FriendFeed + Foursquare)÷3、に思えるんだけど、これらTwitter,Friendfeed,Foursquareに対して「そうじゃないだろ、こういう使い方がいいんだよ」と言える「なにか」が付け加えられないと、Google Buzzは「ああ、そういうのもあったねぇ」という感じでMore Google Productsに追加されて終了、となってしまうのではないかな。