大統領就任
火曜日から米国の大統領はオバマ氏になる。「オバマ相場」みたいな現象はあるのだろうか?
- 就任前週に1276を付けてからS&P500は反転し、三週間ほど株価は上昇。
- 就任後半月して1383の高値をつける。8.4%の上昇。
- が、ここから三月に向けて下落。下落幅は21.8%。
株式市場は景気の先行指標なので、実はブッシュ当選が確定した2000年10月の時点で下落基調は始まっていたと思ったほうが良い。にも関わらず、就任式前から株価が(弱いながらも)反発したのは、「ブッシュ相場」に淡い期待をかけた人達が少なからずいた、ということだろう。
結果的には空売り筋に燃料を投下していただけだった、ということになる。
銀行救済
金融機関が株式相場の足を引っ張っているのは事実なんだけど、金融部門がS&P500に占める重みは随分軽くなってしまった。なので、金融機関救済による株価反発はあまり望めない。