日本の運転免許

生活拠点をシリコンバレーに置いているけど、日本の免許はまだ持っている。19歳の時に取得した大型自動二輪(当時は限定解除と呼んでた)を失効させたくないので。でも、免許の有効期限が元号で記述されているのは結構困る。「平成18年っていつよ? え? 今年? じゃあ、この免許失効してるじゃん...」ということで、「海外居住などの止むをえない理由による失効」となった免許を奪回してきた。会場は埼玉県運転免許センター。

必要なもの

  • パスポート
  • カリフォルニア州の免許
  • 失効した日本の免許
  • 自分の戸籍抄本
  • 父親の住民票。裏に「長男誰某はいつからいつまでここの住所に滞在することを証明します」と手書き、捺印。
  • 写真と申請書。めんどくせーので代書屋で全部やってもらう。
  • お金、お金、お金
    • なんだかんだで1万円は覚悟すべし。

手続

  • 指定された時間(午後1時から1時45分)に窓口にいって、申請書類一式を提出。担当のおじさんは、パスポートに押されたハンコを手掛かりに、日本にいた期間と海外にいた期間を記述していく。これ、かなり面倒。でも、この日数が決まらないと「やむをえない事情」と判断できないからしかたがない。
  • 視力検査
  • 講習。睡魔との戦いの二時間。
    • 最初の1時間では「思い込み運転の危険性」を説く。
    • 後半の1時間では「予測運転の重要性」を説く。
    • この二つって、思いっきり矛盾してないかね?
  • 講習が終わったら写真撮影して免許がもらえる。住所は実家のにしてもらった。
  • 自動二輪の二人乗りに関する条件が裏書されているのね。

無駄

しかし免許センターの業務フローは壮大な無駄だなぁ。個々のシステムを人間が手書き伝票でつないでいく。あーくだらん。きちんと設計すれば人間の数を半分以下に抑えられるんではないかね? まあ、お役所仕事だからそこには効率追求とかいう概念はないんだろうけどさ。