2006-07-26 Agile2006 Agile開発 システム開発 Agile2006三日目。 午前 Agile開発に移行した/移行している企業の事例発表。 Google GoogleはWaterfallからAgileに移行しているのではなく、開発者任せだった部分にAgile的なプロジェクト管理を取り入れている途中。Agile Manifesto的に言えば、極左だった集団を穏健左翼に持ってくる感じ。 British Telecom 10000人の技術者をAgile開発に切り換えるという壮大なことをやっている。 Reed Elsevier(出版社) 紙媒体時代に慣れた保守的な人達を、電子媒体時代に向けてAgile転向させている。苦戦しているみたい。それはAgileが悪いのではなく、変化しようとしない人間の問題なんだけどさ。 Medtonic 心臓ペースメーカーという、命を支える製品のソフトもAgile開発する時代になった。 PyPy オープンソース開発コミュニティ+Agile開発。ここまではよいのだけど、活動予算をEUからもらうことになり、そのための手続でいろいろ苦労したという話。 Capital One 銀行・クレジットカードのシステムをAgile開発に切り替えた話。 午後 EPF IBM-RationalのEPFの話を聞く。http://www.eclipse.org/epf Programmer's Dojo プログラマ道場に参加。これは面白い!日本でも広めて、と言われた。 WaterfallとAgileの共存 保守的な開発組織をいかにしてAgileに切りかえていくか 夕方 Google主催の打ち上げ会に参加。Capital Oneのプロジェクトマネージャにいろいろ話を聞く。プログラミングの知識はほとんどなし。なのに見事にAgile開発体制に移行してしまったという事実にいろいろと考えさせられる。 その後、IBM-Rational主催のBOFにも参加。Agile開発におけるUnified Processの是非で、カンカンガクガクの議論。途中で酔い潰れてしまった...