コーラもジュースも太る

週間ダイアモンド8月5日号「危険な食卓」*1を読んでるところ。なかなか楽しめるが、34ページの囲み記事最後のほうが気にいらん。

また「太る」というが、コーラ100ミリリットルのカロリーは100%オレンジジュースとほぼ同じ。

コーラ350cc缶に含まれる砂糖は約40グラム。しかも吸収されやすいHFCS(high fructose corn syrup:ブドウ糖果糖液)。これを飲めばあっという間に血糖値は上昇し、インシュリンが出動して血糖値を調整することになる。一部はグリコーゲンに、残りは脂肪になるわけ。この間食べたものは、全部余剰カロリーで脂肪行き。単純にカロリーだけ見て太る・太らないという判断をするのはよろしくない。しかもこんな記事で...

加糖されてないジュースは、まだコーラよりは血糖値にあたえるインパクトが小さい。でもまあ、カロリーはそれなりにあるので、飲んだら運動しないとデブるわな。

他にHFCSを使ってるのは...大手が売ってるスポーツドリンク、大手が売ってるエナジーバー(PowerBarとか)。原価がめちゃくちゃ安いのがHFCSの特徴。ミネラルウォーターよりコーラが安いということからもわかる。そして低所得な人は水より安いコーラを子供に飲ませる。なので低所得者層には肥満が多い。ちうのがYale大の研究であったなあ...

レーニングのときは...

レーニング前や休憩中はコーラなどのHFCSを多く含んだ飲料や食料は摂らないほうがよい。トレーニングを開始してしばらくしてからは、あまり関係ない。でも、HFCSよりは分子構造の大きい糖分のほうが良さげと言われてる。トレーニング終了後は、タンパク質、脂肪、糖分、水分なんでもたくさん摂ること。

*1:一発目では棄権な嘱託、と変換された...