Landis事件の「噂」

Trust but Verifyに、ちょっとした噂話が紹介されている。「今回のADRB(Anti Doping Review Board)の決定は、フランス語の資料を翻訳できず、そのままSanction(ランディス懲罰)指示となった」という話。その根拠となっているのが、ランディスに送られたFAXの日付。これが15日になっているんだけど、ADRBメンバーの電話会議は実は18日だった。つまり、会議を開く前からランディス懲罰は決まっていた、ということになる。

そもそもB検体がランディスのものではない、という時点で今回の件はチャラになりそうなものなんだけど、そうならなかった理由が「フランス語なので資料読めませんでした」なんていうものだったら、あまりにもひどい。