Floyd Landis側の資料
このTBVによるコメントから要点を抜粋すると
- 検体は汚染されていた
- IR-MS検査結果で陽性といえるのは、四種類のテストステロン代謝生成物のうちの一種類だけ
- あとの資料は検査行程の杜撰さを指摘している
ということ。そして最初の二点が正しいとしても...これだけでは有罪とも無罪とも判断つかない。そもそもIR-MSでの検査結果で「四種類の代謝生成物全部が陽性でクロ」と判定するのか、「一種類だけでも陽性ならクロ」なのかはWADA規定にも明記されていないのだという。
感想
このPowerPoint資料をざっと見た範囲では、「これで大丈夫なのかいな?」と不安になってしまった。WADA資料をスキャンしたやつまで含めると膨大な量だけど、これら以外にもまだランディス側は未公開資料を持っているとのこと。しばらくは、フランス語のWADA資料をみんながつっつくのを傍観してみよう。