Dick Pound WADA会長

TBVにて、Dick Pound WADA会長に関する記事を知る。基本的には他の記事やBlogで書かれていることと同じだけど、目新しい話は

Pound continues to insist that WADA needs to "use every weapon" necessary to eliminate doping in sports– including the use of "non-analytic positives," or findings of violations based on circumstantial evidence rather than actual positive drug tests.

Pound会長は、WADAは必要なら「あらゆる手段を行使して」スポーツにおけるドーピングを撲滅すると断言している。その手段の中には「分析的根拠のない陽性診断」や、検査で陽性反応を示さなくても状況証拠だけで違反を摘発することも含むという。

自分はWADAの目指す理想は素晴しいものだと思っている。あらゆる国、あらゆる競技が統一されたドーピング規制を遵守する... 悲しいことだけど、公正に競うためにはこういう規制が必要なのは事実だ。

だからといって、取締る側が魔女狩りのような権限を持つことには到底同意できない。取締る側も公正であることが必要だ。だけど、今のWADA会長は自身を絶対権力者だと思っている。だめだこりゃ。