米国不動産販売の落ち込み

もう日本でも報道されているけど、今朝発表された3月分米国不動産販売は18年ぶりの不調だったそうな。で、この解説記事が笑える。

よく見りゃ似てるこの二人

記事中にでてくるJanet Yellen、Ben Bernanke、Richard Fisher、Henry Paulson、Frederic Mishkinの写真は全部他人のもの。先日Blades of Gloryを見たばかりの身には、Frederic Mishkin=Jon Heder説がツボにはまってしまった...

心配不要としたがる人達

上記偉い人の中の誰かが言った言葉が笑える。

The national median existing-home price for all housing types was... 0.3% below March 2006... However, the percentage change in recent months has been distorted by a geographic shift in the composition of sales from high-cost markets to moderately priced areas.

3月の不動産販売中心価格帯は前年度に比べ0.3%下落した。ただしこれは不動産販売の中心が従来の高価格地域からより低価格の地域に移動した結果である。

つまり高い不動産は売れない、ってことだ。すなわち景気は明らかに悪化している。にも関わらず、上に挙げられた人達は「不動産価格の下落は織り込み済み。心配不要。」ってことをやたらと強調したがっている。日本の土地バブル崩壊の時も同じような論調があったなぁ。

おまけ

California home prices to weaken further。カリフォルニアの不動産価格はさらに下落していく模様。まあ、その分賃貸は値上がりしてくるだろうから、そろそろ自分も考えないと。

  • 敢えて家を買う
  • キャンピングカーあたりにして、会社の駐車場で暮らす
  • 別の州か国に引っ越す→仕事がありません

10年前だったかな...インターネットは距離を縮めるなんていってたのは誰だっての。それが真実なら別にシリコンバレーに人が集まる必要はないっしょ。