この際、年金はチャラにしてしまってもいいんでないかね

先日の日本出張で実家に立ち寄った際、両親から年金に関する愚痴を散々聞かされた。

自営業(寿司屋)を閉めて4年目。会社勤めの期間もあったので、厚生年金と国民年金の両方が支給されているが、とてもじゃないけど生活できない金額。結局、自分の仕送りと時々入ってくるパートの仕事の給料で食いつないでいるのが実情。借金がないのが救いの種。

で、自分は思った

そんな額を支給するために若い世代から搾取して、その搾取構造を維持するために大勢の人(と、使えないシステム)が配置されるのって無駄じゃないかと。両親に直接10万円渡す分には無駄は発生しない。でも、これが年金という手段を通すと、途中の人達の人件費やらなんやらでどんどん目減りしちゃう。年金に関わる人達の雇用機会を提供するのが主目的で、その派生物として年金支給があるんじゃないかと思っちゃうくらい。

ならば国営の年金制度なんてやめてしまったほうがいいのではないかと。一定年齢になるまでは解約できない銀行口座や証券口座を各個人に作らせて、年間一定金額までは無税でそこにつっこめるようにする。運用は個人の責任。枠内で運用する分にはキャピタル課税もなしにする。これで今の年金運用に必要な(しかも使えない)組織を運営する費用が不要になる。

で、今貯まっている年金基金はどーするのかというと、国の債務買い取りにまわしちゃうわけよ。全部買い取るには足らないだろうけれど、未来の世代にかかる負担は確実に減るでしょ。

あー、年金関係の機関で働いている人達の職をどうするのかという問題が発生するか... ま、優秀な人が多いみたいだから仕事はきっとみつかるよ。うん。