No Show

Rasumssenが失格となった検査回避は、トッププロでなくても適用される。去年の11月に書いたけど、アマチュアのレースゴール後検査に姿を現さなかった選手が2年間の出場停止をくらったという事件がある。

  • レースを途中で棄権し、しばらく見物していたけど帰宅
  • 開催側は当該選手が棄権帰宅したことを知らないまま、無差別検査対象に選定
  • 当該選手はドーピング検査場に現れず、2年間出場停止

マチュアでこの厳しさなのだから、UCIのトップクラスが検査回避するのは論外だろう。

ちなみにOut-Of-CompetitionはUCI RulebookのPart 14, Chapter 11で規定されているが、UCI独自の規定ではなくWADA (World Anti Doping Agency)の規定に従ったものである。なので、オリンピック競技となっているスポーツの世界レベル選手は厳しい(プライバシーのない)生活をしている...はず。まあ、自転車が飛び抜けて厳しく検査されているのが現実なんだけど。