米国消費者信頼感指数

U.S. consumer confidence falls sharply in Aug.
ちうことで、楽天的な米国消費者の皆さんも景気の先行きに不安を感じつつあるようで...

千葉銀行の「住宅ローンとお金の情報サイト: ホームエクイティローン」というページに鋭い説明が書かれている。

5月26日から、千葉銀行は、ホームエクイティローンの取り扱いを始めました。まだ、日本では馴染みの薄いローン商品ですが、アメリカでは、このローンが景気を支えているほどです

ホームエクイティ=(持ち家の価値 − ローン残高)

上記価格分を担保にしてお金を借りるのがホームエクイティローン。高金利ローンの借換え、お子さんの就学資金、家の改装などに使う人もいれば、高額商品の購入に使う人もいる。この数年の不動産価格高等で、ホームエクイティローン利用が活発になり、それが米国の消費活動を支えていたのは否めない事実であろう。基本的には借金に依存するのが米国消費者であり、米国景気なのである。低金利ホームエクイティローンが途絶えたら、あとは高金利のクレジットカードしかない。いくら計算が苦手なアメリカ人といえども、従来のようにバンバン借金してモノを買いまくることは難しくなったというのはわかる。

それが今回の消費者信頼感指数低下につながっているのであろう。しばらく米国経済は寒くなるはず。