労働時間と成果の記録

自転車のトレーニングをまじめにやる人は例えば以下の数値を記録する。

  • 摂取カロリー
  • 睡眠時間
  • 起床時脈拍
  • レーニング時間(強度別:脈拍およびワット数)
  • 走行距離
  • 体重
  • 脂肪率
  • 消費カロリー

これらの数値を管理することで、体調および適切なトレーニングの量と質を把握するわけである。過剰トレーニングでは肝心なレースで力を発揮できないし、さらには怪我や故障の原因となる。トレーニング不足では、レースによっては完走すらおぼつかない。

頭(脳みそ)も肉体の一部であるから、酷使はよろしくない。そして、その頭(脳みそ)を仕事に使う以上、できるだけ好調な状態を保つのがプロというものであろう。では、その管理には何を測定すればよいのであろうか。

  • 睡眠時間
  • 起床時脈拍

この二つはわかるのだけど、そもそも脳みその出力ってどうやって測ればいいのだろう?

  • コードの行数?
  • 作成したパワーポイントのページ数?
  • 作成したワードの文字数?
  • 会議の時間?
  • 読破したブログの件数?

あらためて実感するのは、「知的労働」の成果物というのは測定するのが難しいということ。たくさんの文章を書いたからといって、たくさん生産しているとは限らない。結局、「どれくらい会社にいたか」みたいな所で測ることになってしまうのかもしれない。
(眠いのでここまで。つづく)