サブプライムローンより怖いPay Option ARM
これはもうだめかもしれんね で名前を挙げたPay Option ARMについて調べてみた。
Pay Option ARMとは
支払額と見直しルール
シミュレーション
- 借入れ100万ドル
- 1% Option ARMで借入れ(固定30なら5%だったとする)
- 初年度は月々3216ドル
- シリコンバレーの平均的世帯なら(やや苦しいが)払える
- ただし、年4%の率で借入れ総額は増えていく(5% マイナス 1%)
- 3年後に110%ルールを越える
- この時点での借入れ総額は112万ドル
- これを残り27年で完済するように見直しがかかる
- しかも借入れ金利は6%にあがっていたとする
- 月々の返済額は、なんと7703ドルに!
- まず、払いきれない
カリフォルニア、それもシリコンバレーやLA/SDなどの「太平洋沿岸地帯」では、この手のローン破綻が来年春あたりから本格化すると指摘されている。
返済しきれない借手も不幸だが、その債権を証券化した商品を購入した投資家も大打撃。そしてなにより、その証券化にあたって「債務を保証している」金融保証業者が非常にやばくなる。
そして金融保証業者がつぶれたら(あるいは保証限度を下げるようなことをしたら)、世に出回っている債権証券化商品のほとんどの価格が低下する。
ん〜 歴史で習った恐慌をライブで見られるかもしれない♪←怖いような楽しいような