EU拡大とオフショア

EU enlargement and the call centre industryという記事に興味深い記述があった。

Mike Purvis, UK managing director for European outsourcing specialist Transcom, agrees that eastern Europe is an ideal bridge between UK on-shore services and offshore operations in India. “If you’ve got high value customers, maybe you want to keep that work in the UK and you’ve got transactional work that should stay in India. But there’s stuff in the middle and that’s where eastern Europe comes in.

• Transcom社のアウトソース専門家の意見
• 今年からEU加盟となったブルガリアやルーマニアをコールセンター業務などのオフショア業務に使う動きが始まっている
• 重要顧客への対応は英国国内で
• そうでもない（transactional:定型業務とでも訳せるか)業務はインドへ
• その「中間の」業務はブルガリアやルーマニア等の東欧諸国へ

感想

• 中国が高くなったから次はベトナムだ、とかいう人がいるけど、そうじゃないんだよね。
• 投資におけるポートフォリオと同じ。案件の優良度や重要度に応じて、かけられるコストも変わってくるはず。
• 自社内、国内アウトソース、海外アウトソース（やや安）、海外アウトソース（激安）、みたいな使い分けが重要でしょ。