経済観察日記・サクラメント&ヴァレホ
Sacramento...Capital of Subprime
- 本日開催されたTour of California Stage 2終着地であるカリフォルニア州都サクラメントには、最近不名誉なあだ名が付いてしまった
- Capital of Subprime...サブプライムの首都
- いわゆるサブプライムローンの影響が全米でも最も深刻な地域なのだ
- どれくらいひどいか?
- Calculated RiskというブログのSacramento: Foreclosures Nearly Equal Home Salesという記事が参考になる
- Sacramento近辺の郡(Amador, El Dorado, Nevada, Placer, Sacramento, Yolo, Yuba)の2008年1月住宅販売は1815件
- 同地域における2008年1月の抵当流れ(foreclosure)件数は1782件
- この勢いだと、新たに売られる家よりも抵当流れになる家のほうが増えちゃいそう
- ちなみに、Sacramento地域の住宅価格は2005年8月高値から34.6%下落
Vallejo...破産寸前
- Vallejoと書いてヴァレホと読む。スペイン語なのだ。
- サンフランシスコから北東に30分ちょっと走ったところにある港町
- あまりガラはよろしくない
- そして破産(Chapter 9)寸前らしい
- 詳しくはVallejo California On Brink Of Bankruptcyに載ってる
- ちなみに人口12万人
- 負債額は1600万ドル(17億円)
- 市民一人あたり、133ドル(14000円)
- 安易に地方債を発行できないと、この程度の負債でも破産しちゃうのが現実なのだ
- 総務省 地方債課 デフォルトしない、なんてのを検索すると色々記事がでてくるね
- 借金禁止にして早いうちに(被害の小さいうちに)破産させるのがいいのか、借金漬けにして取り返しのつかない所まで破綻を延ばすのがよいのか
- 子供達の未来云々とかいうのであれば、やっぱ前者でしょ...