米国経済は詰んでいる?

FT: Treasury sell-off hits housing recovery hopes

どうやらFedの利下げはそろそろ打ち止めらしく、今月末のFOMC会合では0.25%下げとなる模様。その予想を受けて債券価格は急落。金利は上昇。

このあおりを食らうのが住宅ローン金利。固定金利ローンは10年国債金利に連動。変動金利ローンはLIBORに連動。そして、どちらも金利急上昇。

結果、住宅ローンの新規借入れや借り替えが難しくなってしまう。ますます、住宅市場の回復が遅れる。ということは、不景気が長引く。

かといって、Fedがこれ以上の利下げを続ければ物価値上がりが加速するだけ。

一方、株式市場は...

Stocks rallied, said Anthony Conroy, head of equity trading at BNYConvergEx, because “the equity market is focused on a second-half recovery...and is not paying attention to the rise in bond yields yet.

下半期の景気回復を見込んで株が買われているけど、金利上昇による効果は考慮されていないね、という指摘。

  • 来週も短期金利が上がるようだと、株式市場は荒れるよ