カーボンファイバー製義足装着での競争参加

Performance Enhanceという意味で、敢えて「ドーピング」というタグをつけた。

The Science of Sport: Going, going, gone: Pistorius wins appeal, and Pandora's box is now open - good luck to athletics

切断された両足にカーボンファイバー製の義足をつけた状態で陸上大会に参加を希望していたOscar Pistorius選手(南アフリカ)は、国際陸上競技連盟(IAAF)から出場を拒否された。これに対して同選手はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に判断をあおぎ、主張が認められた。つまり、彼は国際陸上やオリンピックへの出場が可能、ということになったわけだ。

でも、これって正しい判断なのであろうか。上記記事にも書かれているが、Oscar Pistorius選手を弁護したHugh Herr氏自身も義足装着であり、本来の脚よりも義足のほうが性能が良いことを認めているのである。