GDP改定値
第一四半期GDPの改定値が発表された。+0.6%から+0.9%に修正。Big Pictureが中身を分析している。
- 二連続四半期でこれだけ弱い成長を見せたのは2001年景気後退期以来。
- 民間の在庫積み増しのGDP成長寄与は0.81%
- 国内販売(GDP成長-民間在庫)は0.7%に。改訂前は-0.2%
- 個人消費は+1%で変化なし。2001年第二四半期以来最低。
- 民間国内投資総額は-6.5%(改訂前は-4.7%)
- 民間住宅投資は改訂前の-26.7%から、-25.5%に「改善」(1981年以来最悪)
- 設備投資は改訂前の-9.7%から-7.8%に改善
- 輸出は+5.5%から+2.8%に下方修正
- 輸入も+2.5%から-2.6%に下方修正
- 連邦政府の出費および投資総額は+4.4%(改訂前は+4.6%)
- 州政府および地方政府の出費および投資総額は+0.6%(改訂前は+0.5%)
「国内販売(GDP-貿易額-在庫)は-0.1%なので経済は非常に弱い」と同記事は分析している。
勝手に日経記事の論調を予想してみる
東証、小幅続伸
30日の東京証券取引所は小幅続伸。前日発表された米国GDP改定値が0.9%と好調だったことから米景気後退の懸念が薄れ、前場は金融や輸出株を中心に買いが入った。月末ということもあり上値を追う向きも見られたが、前日に大きく買われたこともあり、後場は利益確定の売りが出て上値は重かった。
追記
- 大ハズレ