どーすんのよカリフォルニア州
California starts fiscal year without budget
- 明日7月1日から新しい予算年度が始まる
- が...まだ予算案は通ってない
- 152億ドル(1兆6000億円くらい)の歳入不足をどうするかの決着がついてないのだ
- 増税を主張する民主党と、歳出削減を主張する共和党が対立している状態
本ブログで何回か書いているけど、アメリカの自治体は地方債発行で安易に財政赤字を埋めることはできない。なので、下記のような質疑応答が記者会見で行われることになる。
During a news conference at the Capitol, a reporter asked Schwarzenegger if the state might run out of cash to pay for vital services. The governor reached into a front pants pocket and pulled out a money clip, flush with bills.
He grinned and said: "I still have some left."
州都サクラメントでの記者会見の話。ある記者がターミネーター知事に対し、州にとって欠かせない各サービスに対して支払ができなくなったらどうするかを質問した。ターミネーターはズボンのポケットに手を突っ込んで財布を取り出してこういった。
「まだちょっと残ってるよ」
「アスタラビスタ、ベイビー」と言わなかったのは不幸中の幸いだが、どうあがいても増税&州サービス削減を避けることはできないであろう。職員の人員削減・人件費削減・福利厚生削減はいわずもがな。