Investigative Tester (調査型テスト担当者)
- 開発チームとテストチーム(QA: 品質保証)とを分けるかどうかというのはAgileコミュニティの中でもよく議論になる。
- "Craftsmanship over Crap!" と叫んだBob Martinは品質保証を他人に任せることに大反対。
- が、GDD(Geographically Distributed Development: 地域分散開発)に関して話してくれたScott Amblerは面白い考え方を提示してくれた
Investigative Tester
- ある程度規模が大きくなり、複数チームで開発を進めることになっても、テストを記述するのは開発者。これは原則。*1
- ただし、Investigative Tester(調査型テスト担当者)を用意するのは悪いことではない。
- 調査型テスト担当者は開発者が見落としているテストを探し、実行する。
- バッファオーバーフローとか
- トラップされてないエラーをみつけるとか
- 要は、開発者が仕上げてきたコードを「break(打ち破る)」仕事
- 非常に高い能力を要求される仕事(つまり高給取り)なので、大勢用意するのは難しい
*1:masayang注: ここでいう「記述」とはテスト自動化コードのこと。テスト項目列挙とか、テスト手順書記述なんてのは前世紀の遺物だ。