恐慌?

New York PostのALMOST ARMAGEDONという記事によれば、先週木曜早朝にFedが市場介入しなかったら「Dow 8300(22%下落!)」という事態になっていたらしい。それくらい、信用収縮は進んでいる、ということ。

仮に市場がクラッシュしたら、1929年に始まった恐慌の再現となる...かもしれない。そこまでいかないにしても、今まで蓄積された「富」がすっ飛ぶのは確実。過剰信用の元で、「泡沫の繁栄」を謳歌してきた人達は、生活水準の大幅な下落を強いられる。

「だからこそ、信用収縮を回避する必要がある」のか、それとも「本来あるべき水準に戻るだけだ」と開き直るのか。

どちらが良い? と聞かれたら、そりゃ前者が良いに決まってる。でも、それにより将来の世代に負担を押し付けることが「良いこと」なんだろうか。

まあ、「生活水準の大幅な下落」って言っても、住んでる街が戦争で焼け野原になるわけじゃなし。そんなに悲しむことも恐れることもないんでないかね? 

2017年 日本システムの終焉   The End of Japan's System (光文社ペーパーバックス)

2017年 日本システムの終焉 The End of Japan's System (光文社ペーパーバックス)

  • 2017年にキャピタルフライトが生じて日本経済が崩壊する、という説。
  • その説が正しいかどうかはさておき...
  • 興味を持ったのは、実際に経済が崩壊したロシアやアルゼンチンでの「人々の知恵」。
  • まあ、その日がきても割となんとかなるんではないかと...