ニューディール2.0
Minyanville: Five Things You Need to Know: Bernanke Fingers the Culprit, An All-Encompassing Credit Boom
Under ordinary circumstances, once a crisis has passed people come together to try and sort through the causes, cures and to make sure it never happens again. But that's under ordinary circumstances.
通常、危機をやり過ごしたら、人々はその原因を追究し、対策を講じ、二度とその危機が生じないようにする。ただしこれはあくまでも通常の場合、である。
Under our extraordinary circumstances, we have come together to demand that the people who caused this crisis first give us money, and then start over doing exactly the same things that caused the crisis in the first place. Also, give us money.
とんでもない状況下においては、人々はその原因を作り出した人達に対し、まず金を出すよう要求する。そして、その危機を作り出した原因と全く同じ事を最初から繰り返す。もちろん、さらに金を要求する。
Calculated Risk: Preliminary Plan: American Recovery and Reinvestment
米国下院で議論される「アメリカ復活のためのプログラム」が紹介されている。
- クリーンエネルギー政策...540億ドル
- 科学技術政策...160億ドル
- 道路・橋・公共交通機関・水道整備...900億ドル
- 教育...1416億ドル
- 雇用創出のための減税...おそらく3000億ドル
- 医療...241億ドル
- 失業対策...1020億ドル
- 公共部門の雇用対策...910億ドル
- その他減税...3000億ドル
→総額8187億ドル♪
こういうのは日頃の政治でやり繰りするべきだったわけで。それを怠ってきたツケを将来の世代に回そうというのは、まさにMinyanvilleの指摘する「危機を作り出した原因と全く同じ事を最初から繰り返す」というやつね。