不況とマイクロマネージメントの相乗効果
- 昨年9月以来の日本出張。
- システム開発業界にも冷たい風が吹きまくりなのを実感。
- 前回出張時より確実に状況はまずくなっている。
マイクロマネージメントは状況を悪化させる
あなたの現場はマイクロマネージメント?
以下に該当する項目が多ければ多いほど、あなたの現場はマイクロマネージメントだと思ってよい。
- パワーポイントのマスタースライドは所定のものを使わないと怒られる。
- 何のために存在するのか分からない書類を完成させないとプロジェクトの要所要所をクリアできない。
- そしてその書類の存在理由を誰も知らない。
- やたらと定例が多い。
- それらの定例資料は事前レビューをしておかないといけない。
- すなわち「定例資料事前レビュー定例」がある。
- 定例の議事録もレビューする。
- すなわち「定例議事録事前レビュー定例」がある。
- 議事録は発言を一字一句残らず正確に書き取る方が評価される。
- 資料に識別番号をつけたがる。
- 識別番号には付番規則があったりする。
- 付番規則に合致してない番号を振ったりすると、めちゃくちゃ怒られる。
- 用語統一や記述書式統一に熱心である。
- 用語統一規則や記述書式に違反している部分探しに情熱をかけている人がいる。
- ITILとか真面目に信じてる。
- CMMIとか真面目に信じてる。
- ISO9000とか真面目に信じてる。
- 情報処理試験受験は仕事の一貫だ。
- 残業するなとうるさい。
- その割には仕事は増える一方。
- 残業するには申請書を提出する必要がある。
- しかも上司のハンコもらうには、まず「押印申請書」にハンコをもらわなければならない。