いやそうじゃないんだよ
[農]120回からトラックバックをいただく。
「70年生きているが、自然はわからない」と言っているだけのことで、とくべつ含蓄があるってことでもないんだけどね。
- 自然が分からないのは当たり前。
- その分からない自然のいたずらに対し、どう手を打つかがわからない、と言ってるのね。
- 温度が下がったら田んぼの水位を上げて苗が冷えないようにする。でも、どれくらいの水位が最適なのかは60回の経験ではわからん...らしい。
- 稲が根っこを張りやすいように、田んぼの土を攪拌させて平らにする作業が必要らしいけど、どれくらいの加減でやれば最適なのかも60回の経験ではわからん...らしい。
戦前の日本人だったら、30回ぐらいが普通だった。
二期作できるところだったら、120回できたけど、この爺さんなら、120回しか稲作したことがないというかもしれない。
それより、もう、じゅうぶんやだったろ。このへんで引退して若手に田んぼ譲ってくれないか。
そうやって爺さんが田んぼにしがみつくから、若手が経験を積めなくなるんだよ。
- 爺さんが田んぼにしがみついているのではない。
- 「稲作で食っていきたい」という跡継ぎがいないのだ。
- 馬鹿な農業政策のせいでね。
- 本来ならその爺さんの息子さん・娘さんが継いでるはずでしょ。