Agile失敗パターン三部作

Allan Kelly氏の「Agile失敗三部作」を適当に日本語訳してみた。

  1. Agileで失敗する時
  2. 続・Agileでうまくいかないとき
  3. まだあった・Agileでうまくいかないとき

読めばわかってもらえると思うけど、「Agileだからうまくいかない」というわけではない。

未知の技術を採用したり、未知の領域のアプリを開発したりするような場合には、プロジェクトはそれなりの(把握できない)リスクを抱える事になる。だとしても、プロジェクト終盤で問題が発覚することが多いウォーターフォール型開発よりは、比較的早い段階で問題を把握できるAgileの方が有利ではある。ただしそれも、「問題が起きている」ということを把握できる実力がAgileチームにあれば、の話である。

二番目と三番目は、それぞれAgile計画管理、そしてAgile開発手法に特化した話だが、ぎゅっと圧縮すれば「経験がなければ問題が起きている事を把握できない。未経験な人達が集まってAgileを始めるのなら、まずは経験者を招聘するとか、研修を受けさせるとかの投資は必須になろう」という、当たり前といえば当たり前の話。

当たり前ではあるのだけど、「問題を見つけて、それを正しく修正していくための考え方」を鍛えるというのは、古典的プロセス重視型開発・管理の研修とは性質が異なる事に注意したい。プロセス標準化を求め、重視する人達は「考える事を放棄した」成れの果てなんだから。