カリフォルニア州特別住民投票

法案1A

→州の歳出を減らし、「Rainy Day Fund(不測の事態に備えた積立金)」を増やす。

  • 以前決めた州法によって、増税には州有権者の一定数の同意が必要とされるので「Rainy Day Fund」という形でお金を集めていることに注意。
  • Rainy Day Fundは現行の5%から12.5%に増やす。

法案1B

→今回の財政危機に伴って発生する公立学校向けの予算削減分を、2011年度以降順次返していきますよ、という法案。

法案1C

→州が運営する宝くじを近代化し、売上げと収益を伸ばし、そこから学校の予算などを確保しようという法案。

  • 2009〜2010年度予算において、将来の宝くじ事業収益を担保に50億ドル借入することも盛り込まれている。

法案1D

→5歳以下の子供に対する行政サービス予算6億ドルを確保するため、タバコ税を割り当てますよ、という法案。

  • 他の子供向け行政サービス予算が削られるという記述あり。

法案1E

→若年層向けメンタルヘルス関連の予算を二年限定で削りますよ、という法案。

法案1F

→知事などの報酬を凍結させる法案。

問題は...

  • ニュースで流れていたけど、明日の特別住民投票の争点を知らないカリフォルニア住民の多いことにびっくり。
  • しかも、この法案が全て可決されても、カリフォルニアの財政危機は全く解決されないという事実...