クラウドの本質を俺様が語ってやろうじゃないか

  • ごめんなさい。題名は釣りです。

ITPro: 「クラウド」とはいったい何か ITベンダーは本質を語れ

「ITベンダーの数だけ定義がある。クラウド間の連携やアプリケーション連携についての標準規格もまだない。これでは投資できないだろう。ユーザー企業は今まで強い関心を抱いていたが、最近は幻滅を感じ始めた」とまで言う。

  • 標準規格がないと投資できないの?
  • ってか、時間貸しなんだから投資不要なんじゃないの?(ハードに関しては、ね)
  • ハードから投資した時は
    • 構成検討
    • 機器調達(納期や価格、保守条件の交渉などを含む)
    • 導入〜試験
  • 等々で数週間〜数ヶ月の期間と、それなりの人員をぶち込む必要があった。
  • でも、クラウドなら「あっ」という間に終わっちゃう。
  • ここで節約できるお金と時間は大きい。
    • 先に始めたものが市場を制する「新規もの」の場合は、特に。*1

国内最大手のSIerであるNTTデータの役員は、「米国のIT業界には何らかの風が吹かないとビジネスができないベンダーが多い。彼らにクラウドコンピューティングのコンセプトを語らせると確かに面白い。だが、実用レベルに落とすだけの技術力が、まだ追い付いていないのではないか」と話す。同役員は、ユーザー企業が今のクラウドコンピューティングに飛びつくと、やけどをするだろうと付け加えた。

  • このページには、Amazon EC2を実際に活用している企業の事例がいろいろあるわけだが...
  • NetFlixは、日本でいう「ぽすれん」みたいな会社。NASDAQ上場で年商13億ドル規模。動画配信サービスの基盤は全部Amazon EC2
    • ピーク時の休日前の夜に合わせてサーバを配備したら、平日昼間は余りまくってしまう。
    • つまり、投資効率が下がるし、価格競争力もつかなくなる。
    • だから、借りて使う。
    • 経営判断としては当たり前。
  • これで「やけど」しますかね?>NTTデータの役員

誤解を恐れずに言えば、グーグルのクラウドコンピューティングは副業としてのサービスである。本業で余ったコンピューティング能力を有効利用するというのが当初のアイデアだった。米アマゾン・ドットコムが、クラウドコンピューティングを重視するのも同じ理由である。

  • 副業だからうまくいくわけよ。
  • サーバ資源はどんどん安くなって行く。
  • 投資効率で考えれば、「今」クラウドで勝負するより「一年後」に勝負する方が有利。
  • だけど、安定収入が得られる本業でじゃんじゃんとサーバを用意する必要がある場合は話が違ってくる。
  • 余力部分を提供すればいいわけだからね。

*1:Agileが生む価値に通じるものがある。