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システムの納期とは確率分布だ
さて。ここからは余談ですが、ロイス氏から納期の確率分布がどのような形をしているのかの説明はありませんでした。グラフの形などから推測するに、恐らく対数正規分布ではないかと僕は想像しています(自然界の現象の多くが対数正規分布していることはよく知られています。例えば人間の身長もおおむね対数正規分布です)。対数正規分布であれば e正規分布(平均,リスク)の式で表現できますので、どの時点の確率も計算可能です。ただし平均=チームの能力、リスク=プロジェクトの不確実性を数値化するのは非常に難しいため、実際に計算することは困難でしょう。ロイス氏が前述の48%という数字をどのような平均とリスクを基に導き出したのか、知りたいところです。
→モンテカルロ法で算出したのでは。
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