ネタにマジレス、にマジレス
昨日書いたこれをこんな風に紹介されてしまったので、マジに受け止めている人がいるかもしれないけど、自分がタグに「ネタ」とつけているときは、あくまでも「ネタ」だから。真面目に受け取らないでね。
雇用対策ねぇ・・・。仕事は増やせばいいってもんじゃないでしょ。いかに楽をして製品なりサービスを作り出して、それをみんなに分配できるかってことを考えないと人間は幸せになれないと思う。
今回、米作ネタを取り上げたのは、まさに「仕事は増やせばいいってもんじゃない」ということを言いたかったから。だって、最低賃金を保証した状態で100%人力で米作ったら、原価高騰しまくりでしょ。
かといって、本当に農奴並の条件で人を雇ったら、その人たちは不幸になるだけ。(まあ、そのうち石油が枯渇して、いやでもそうなる...という可能性は残るけどさ)
結局は、米作の生産性を向上させて、潤った農家や米に関係する業界の人たちの羽振りがよくなって、その人たちの消費に群がる人たちがいい思いをする、という構図が理想なんよね。
で、「その人たちの消費に群がる」ってのが重要で、そこには競争原理が必要なわけよ。良いモノを提供する、あるいは、良いサービスを提供する。より「良い」のをより合理的な価格で提供した人たちが優先して、おこぼれに預かれる。
間違っても「なんもせず、口をあけていれば再配分が来る」なんて仕掛けにしてはいかん。
そんなことしたら、「生産性を向上させよう」と頑張る人達の意欲がなくなるから。