額が大きければいいというもんでもないが...

バーテープを噛みちぎって剥がす

  • 亀井「うるさいぞ」静香氏が「11兆円景気対策」と息巻いているそうだが...(ソース)
  • 1998年暮れより小渕政権は17兆円投入したんよね。
  • もちろん、短期的な効果はあったろう。他人の金だと思えば使うのは簡単だ。
  • 実際、日経平均は1年かけて13000から21000まで上がった。


  • でもそれで日本経済は浮上したかね?
  • 小泉政権の頃にはすでに小渕政策の効果は消えていた。
  • 2000年頭で株価は峠を越えた。
  • 17兆円を2年で燃やしたようなもんだ。
  • 累積赤字が積みあがったので、今回のリフレには11兆円「しか」用意できない、ってのが正しい所ではないかな。
  • リフレで延命された非効率な企業・組織はさらに癌となって脚をひっぱるので、この11兆円の効果は半年あればいいほうでは?
  • これでダメだったら、次のリフレ政策ではいくら用意できるのかな?

追記

  • 早速コモディティ市場は高騰。
  • 思惑どおりに円安が進めば、製造業はさらに高い原価で仕入れる羽目に。
  • ただし消費者が財布の紐を緩めなければ、原価高騰分を最終価格に転嫁できない。
  • 結局、先日書いた筋書きになるのでは...