それほど賢くない? Smart Grid普及に反旗をあげる住民たち。
San Jose Mercury: PG&E customer revolt may threaten rollout of 'smart grid'
- オバマ政権が鳴り物入りで導入を進めるSmart Grid
- カリフォルニア州は先行してSmart Grid対応型電力計を導入中。
- が...南カリフォルニアにあるベーカーズフィールド市の住民たち数百名が「Smart Grid電力計は不正確」と抗議。
- 今後、集団訴訟に発展する可能性も。
- カリフォルニアに拠点をおく電力・ガス会社PG&Eは「Smart Grid対応電力計は正確。電気代が高くなったという話は、この夏の猛暑が原因。」と主張。
- だが、住民側の中には電気代が二倍、三倍に跳ね上がったという例もあり、PG&Eはベーカーズフィールド市におけるSmart Grid対応電力計導入を中断。
- Smart Gridに対応するには、高価な電力計に置き換える必要がある。この費用は官民按分で負担されるが、結局は将来の電気代値上げとして跳ね返ってくる可能性が高い。
- その費用対効果が不明なことから、インディアナ州では導入を拒否。コネチカットやテキサス州でも、電力会社に対して費用対効果を明確にするよう、圧力が強まっている。
- ベーカーズフィールドのような動きが他の地域にも伝搬すると、オバマ政権のSmart Grid構想は先行きが怪しくなってくる。