インフレで良いことはあるのか?(米国編)
MinyanvilleでAndrew Jeffery氏がいい記事を書いている。A Decade in Flux: What's Inflation Good For?(変動の10年・インフレで何が良くなる?)
- そもそもインフレとはなんぞや、という事ですら合意形成は難しい。
- 物価上昇=インフレ、と思う人もいる。
- 物価上昇はインフレの一症状でしかなく、通貨流通量の増加がインフレの本質だ、と説く人もいる。
- この記事ではとりあえず、消費者物価指数(CPI)で見ることにする、と宣言。(CPIが役に立つ指標かどうかはまた別の議論、と)
- 上の図はCPI6ヶ月移動平均(青)と米国住宅中間価格の6ヶ月移動平均(赤)。
- CPIと住宅価格はほぼ一貫して上昇してきたが、2003年を境に住宅価格が急上昇。(CPI伸びは緩いまま)
- そして2007年に住宅価格が急落開始。
で、Andrewの記事は締めに向かうわけだが...