政治家が特に賢いということはない。むしろ...

  • 2005年春に撮影された動画。
  • 民主党のBarney Frank議員が「アメリカの住宅相場はバブルではない」と演説している。

(0:30あたりから適当に訳)

えー、世間では今の持家推進政策と米国経済について結構心配する声が上がっているようですが。当たり前のことですが、投機はよろしくない。ですが、現状の住宅価格がバブルを形成していると主張されている人達は、大事な点を見落としているんじゃないかと思うわけです。


物価の異常なインフレ的上昇がやがて米国経済に問題を与えたという例は過去にありました。今日私たちがここで話しているのは持家推進制度です。家が対象です。そして、家には多大なレバレッジはかかりません。そこがドットコムバブルと違うところです。ドットコムバブルの時は、非現実的なビジネスに大きく投資するようなことがありました。需要のない光ケーブル網に投資するようなこともありました。


家は違います。家は誰かが住み続けるものです。そりゃ、誤差程度の、数%の価格下落はあるかもしれない。でも、相場が崩壊するようなことはあり得ない。住宅相場はバブルなんかじゃないんです。ですから、引き続き持家推進政策は続けていきますんで。

→結果は御存知の通り。