この先どうなるんだろ

Twitterが流行りだしてから、特定の人達のTwitter発言追っかけていればなんとなく満足できちゃうようになったので、経済関連ブログをじっくり読む機会がすっかり減ってしまった。今日は連休初日なのに天気が悪いので、いろいろと読み漁っている所。

CR 4月2日: Employment-Population Ratio, Part Time Workers, Unemployed over 26 Weeks

  • 今日発表されたNFP指標に関する考察。
  • 新聞・テレビでは例によって「162,000人の雇用増加」という数字だけが取り上げられているけど、そこで終わらせないのがCR。
  • 26週間(半年)以上失業状態が、655万人。労働人口の4.3%で統計が始まった1948年以降最悪。
  • フルタイム職が見つからないのでパートタイムで働いている人は910万人。これは去年10月に記録された920万人に迫る数字で、今年1月以降増加している。
  • 平均時給も低下。

→あまり良い数字ではない。

RGE 4月1日: Can't Help but Put ISM and Confidence Surveys Together: Looks a Little Off

  • 4月1日発表の消費者信頼感指数とISM指標とを比較した記事。
  • ISMはサービス・製造共に増加している。
  • が、消費化信頼感(Composite)は52.5で、去年5月以降それほど改善していない。期待指数も同様。


Notice the bigger picture, with the Confidence survey illustrated alongside the ISM manufacturing and non-manufacturing surveys. The story remains to be very one-sided on the production side, which is more likely to drop back to meet weak consumer demand UNLESS THE JOBS MARKET IMPROVES...FOR REAL. See my previous post on the temporary effects of the Census hirings.

The underlying demand for goods and services, as determined by the 70% of the economy that is the Consumer, is weak, especially at this stage of the recovery (having already posted a positive quarter of economic growth).
(略)
These numbers challenge even the most optimistic of us all (that used to be yours truly).

  • アメリカ経済の7割を占める消費が弱い。
  • しかも、GDPプラス成長の四半期があったのに、消費回復はこの程度。
  • つまり、この間のGDP成長は供給中心だったということになる。
  • 雇用が回復して消費が上向かない限り、製造は「弱い需要」に合わせるべく調整せざるを得ない。

建設



  • 住宅も商用もほとんどダメ。
  • ネットバブル崩壊後の回復は建設に依存する部分が大きかった。
  • 建設・住宅関連の雇用は、言っちゃ悪いが「誰でもできる」職が多かったので、景気回復に役立った。
  • 今回、その牽引役が不在な中、どの産業が回復を引っ張るのだろう。
  • 前述の通り、製造業は腰折れになる確率が高い。