大丈夫かカリフォルニア? 大丈夫か米国?
- アメリカの失業保険には何種類かある。
- 事業主が週に収めた税金から捻出される保険。失業して最初にもらえるのはこれ。最大26週まで。
- 26週を越えると、連邦政府による失業保険FedEdが登場する。
- だがこれも99週まで。
6月9日付 Orange County Register: 124,000 in Calif. run out of unemployment
- 6月7日時点で、カリフォルニアにおいて12万4000人が99週間の失業保険給付期間を越えてしまった。
- 彼らは名実ともに無収入になる。
同じく6月9日付 Orange County Register: Thousands in California face jobless aid cutoff
- こちらはFedEdという、失業期間26週を越えた人向けの連邦政府による失業給付金の話。
- FedEdは最大20週間給付されるのだが、このFedEdが12日(明日だ...)で打ち切られる可能性が高くなった。
- 議会はこれまで数回FedEdの延長を決めてきたが、財政健全化を優先させる共和党が上院での審議を拒否している。
- 現在カリフォルニア州では、190万人が失業保険(通常/FedEd)をもらっている。
- FedEdが打ち切られた時のカリフォルニア州における影響範囲は「わからない」(カリフォルニア州雇用開発局)
- 全米では今月末までに120万人が無収入になると推定されている。
→選挙前なので、共和党も事態を悪化させるような方向には持っていかないと思うのだが...