じゃめりかんえあらいん

JALはその経営建て直しのためにAmerican Airの手法を研究中といわれているが、その実践は既に始まっているのかもしれない。今回の日本出張では日本国内での移動もあるので、JALのWebサイトであらかじめ航空券を購入しておいた。が、前日に時間変更をしようとしたところ...

  • 一回目、国内線受付に電話→海外居住者は国内線便変更であっても国際線窓口にかけなければならない、と言われる。転送を依頼するが「できません」と。番号を聞いてかけなおし。
  • 二回目、国際線受付に電話→めちゃくちゃ待たされる。便名を告げて時間変更を頼むと「お待ちください」といわれて保留。嫌な予感がしたが、しばらくして出てきたのは国内線担当だった→再度国際線にかけろといわれる。
  • 三回目、国際線受付に電話→めちゃくちゃ待たされる。今度はJALクラブ会員番号を先に告げ、米国で購入した国内線航空券の時間変更をしたいとちゃんと説明。先方も今度はちゃんと対応してくれたが... 「購入時とドルレートが変わっているので便変更はできない」という回答。 えーと、便変更できないのならわざわざ定価の券など買わないのですが? →すったもんだの末、先方が調査して折り返し電話となる。

→結局、Unrestricted Y-Classなので便変更問題なしという電話がかかってきて、手続き完了。これだけで1時間半かかった。まさに「じゃめりかんえあらいん」。

だが、問題はまだ続いた。せっかくなのでClass-Jのちょいと広めの座席にしようとUpgradeを依頼したのだが「Webでできますよ」とのこと。一旦電話を切りWebで色々やってみるが→海外居住者が購入した日本国内航空券のWebからのUpgradeはできない、という仕様。

再びJAL国際線窓口に電話すると、「このコールセンターからは北米居住者のマイレージ残高を見ることができないので、搭乗日に窓口でやってくれ」とのこと。

マイレージ発行は大盤振る舞いだが実際に使おうとすると中々使えないようになっている。これはまさにAmerican Airの戦略そのもの。本格的に、じゃめりかんえあらいんになっている。