消え行く「古きよきシリコンバレー」

シリコンバレーはかつては果樹園などの農場が経済を支えていたのだそうな。自分が初めてシリコンバレーにやってきた90年代前半はMountain View, Sunnyvale, Santa Claraにもまだそういう果樹園はあちこちに残っていたが、2000年までにはほとんど宅地化されてしまった。

家の近くにその果樹園の面影を残す区画があった。このあたり

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Street Viewでは、菜の花とアーモンドの木が写っている。

この区画は一件の農家が所有していて、春は菜の花やサクラにそっくりなアーモンドの花が咲き誇り、夏はヒマワリ畑に、秋になるとカボチャが置かれて、その後はクリスマスツリー売り場に変身する、という具合に四季を彩ってきていた。子供を乗せて走るオモチャの鉄道が敷かれて、なんともいえない牧歌的な場所だったのだが...

下の写真は本日撮影したもの。
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もはや畑の面影はない。大規模な集合住宅が建てられる模様。