アメリカの仕組


いいか、この国の教育がクソなのには理由があるんだよ。そしてそれは決して解決されることがない。この国の教育がよくなるはずなんかねーんだよ。期待なんかするな。現状で満足してろ。この国の支配者達は、教育がよくなってほしくなんかないんだ。支配者ってのは「本当の」支配者たちのことだ。本当の支配者ってのは巨大な富を独占し、あらゆる物事を裏で操り、重大な決定をしていく連中だ。政治家?そんな連中は忘れてしまえ。政治家なんてのはお前さんたちに選択の自由があるように感じさせるために存在しているだけだ。だが、そんなのは幻だ。選択の余地なんてねーんだよ。この国には「支配者」がいる。「支配者」がお前さんたちを所有しているんだ。連中はあらゆるものを支配している。土地を所有し、あらゆる企業を支配下に起き、上院も下院も市役所も裁判官も全部支配している。奴らはメディア企業も動かして、お前さんたちの耳に入る情報を操っている。連中は毎年何十億ドルという大金をロビー活動に使っている。連中が欲しい物を得るために政治家を操るんだ。だけど、この支配者たちが欲しくない物もある。それがなんだか教えてやろうか? 連中は民衆が賢くなってしまうのをとてもとても恐れている。賢くなって、支配者たちを批判し始めるのをものすごく恐れている。そういう状態になってほしくないんだ。賢くなった民衆が食卓を囲んで過去数十年間に渡って自分たちを搾取ししてきたシステムを批判し始めるようなことは、支配者達にとっては悪夢みたいなもんだ。じゃ、支配者達は何を望んでいるかわかるか? 奴らが欲しがっているのは「従順な労働者」だ。機械を操作や書類の処理ができる最低限の能力の持ち主。そしてどんどんクソになっていく仕事を、より低い賃金でより長い時間こなし、どんどん福利厚生が削られ、残業時間はカウントされず、支給寸前に年金が蒸発してしまうような事態をも受け入れてしまうような馬鹿が増えることを、支配者たちは望んでいるわけだ...(あとは略