あるApple Store店員の告白
機密主義が徹底したApple。Apple Store従業員も例外ではなく、中々その実情は伝わらない。この記事ではある店員がインタビューに応じている。以下、適当に訳す。
- 製品発表があるその瞬間まで、店員にも一切の情報は入ってこない。
- 新製品に関する噂・予想を話したら即クビ。
- ひどい客はひどい。ここは「給料のよいマクドナルド」みたいな所だ。
- ヤクの売人とかもやってくる。ニセの身分証明書や偽クレジットカード持って。もちろん、それを指摘するのも仕事。たいてい逃げていく。
- Apple Storeは販売成績に応じたコミッション制度ではない。AppleCareは売りつけないといけないことになっているが、これは問題ない。MobileMeも売りつけることになっているが、中々買ってもらえない。
- 同じ店舗で働く人達の販売成績が壁に張り出される。成績が悪いとマネージャ会議に呼び出され、詰められる。
- ここはカルトじゃないかと思うことがある。「Appleは我々の魂である。お客様も私たちの魂である。」「私達は技術的崇高さを志す」なんてビラが配られたり、変な自己啓発セミナーみたいなのを受けさせられたりするんだ。
- 店内には私服の警備がいっぱいいるよ。私服だから誰だかはわからない。たいていは元警官で、給料はいいらしい。
- 勤務規定は厳しい。15分遅刻したらたぶんクビ。でも、次期iPadの噂話なんかしたら、即終了。
- 一番働きたくないのは電話担当。いろんな電話がかかってくるんだ。人生相談みたいなのとか。
- SIMロック解除のiPhoneに関する問い合わせは非常に多い。でも売らないし、保証の対象外だよ。
- もっと頑張って出世したい。夢はGeniousとして働くことだ。