オフシーズンのトレーニングにピストが良い、という話

ProcyclingNews.comのFixed Gear Riding – “Smooth”ness Definedという記事が参考になる。ポイントだけ訳すと

  • オフシーズンはペダリング矯正に焦点をあてるのに最適
  • 日々のトレーニングでピストに乗ることで、ペダリング効率を飛躍的に高めることができる
  • 似たような効果を得るための機器として、PowerCranksとかRotor Q-Rings、O-Symetric O-Ringsなんかもあるけど、それらの登場以前からピストは存在していた。
  • 固定ギアに乗ることで、ペダリングにおける上死点、下死点近辺での筋肉を鍛えることができる。日々のちょっとした距離でも効果がある。
  • 軽めのギア(39x16とか)で緩い坂を登ることで、出力パワーの向上。下りにおいては高速回転の訓練。
  • 筋持久力の向上。フリーハブだと、トレーニング時間の15-20%はペダルを止めているが、ピストでは常に動かすことになる。
  • 疲れてきたときのペダリングがスムーズになる。フリーハブと違って、固定ギアでは疲れた時にペダルを止められない。脱力して回すスキルが得られる。
  • ロードのトレーニングとして乗る以上、クランク長はロードに揃える。トラック競技みたいに短いのはつけない。
  • 部品はeBayで揃えれば安くつく。日本ならヤフオクか。
  • 後輪は両サイドにギアがつくハブにして、17/18みたいな近接ギアにしておくと吉。さらにクイックリリースつければ、余分な工具を持ち運ぶ必要なし。
  • 両輪ブレーキでもいいが、強力な前輪ブレーキがあれば充分でしょ。
  • ピストだけの集団で乗るのも良いこと。
  • 安全運転で!