ひき逃げしてもシラを切る金持ち

Hit-and-run driver may go on trial

「All suspects are innocent until proved guilty in court」という言葉がある。裁判での有罪が確定するまでの容疑者は無罪である、と。とはいうものの、有力な物的証拠がないからといって無罪を主張する輩がでてくるのも米国社会の特徴。

  • 2006年12月23日、Sand Hill Roadを自転車で走っていたMaryAnn Levensonさんは、Walter Sorenson氏(77才)の運転する車に轢かれ、大怪我を負った(文字通り、彼女の身体はトラックの下敷きになった)
  • Walter Sorenson氏は現場から逃亡。通報を受けて逮捕された後の呼気検査で規定を超えるアルコール値を検出

が、このじいさんは罪状を認めず、事実関係を裁判で問う戦術にでてきている。有罪が確定すれば、最高6年の刑務所行き。でも、住んでいる場所から推定して大金持ちらしい。警察の初動捜査が甘いこの国では、無罪は金で買えることがある。OJ Simpsonみたいに...

さて、どうなることやら。