巨額追証請求発生
クルーグマン御大も読んでいるというAcross the curve。そこに気になる記述がある。
To distill there thoughts, it is about a giant systemic margin call and the means to meet the margin call is via sales of liquid assets. So, the wreckage floating in the street results from those sales.
今発生している現象をものすごくかいつまんで説明すると、経済システム全体に巨大な「追証請求」が発生しており、売れる資産をとにかく売り払って追証を差し入れている、ということだ。(かなり意訳)
リフレーションにリフレーションを重ねて、今回もまたリフレーションで逃げようとしたけど、「見えざる手」を持った人が「あー、追証入れてくれないとこれ以上貸せません。あるいは金利を上げますよ。」と市場に圧力をかけている。そのせいで、株、社債、GSE債、国債などあらゆる流動性資産が市場に放出されている。 なんてことかな?
Asset class deflation vs. Dollar devaluation
Minyanvilleがかねてから主張しているAsset class deflation vs. Dollar devaluation説が正しいのなら
- ドル価値を保つのなら、資産価格は下落しなければならない
- 資産価値を保つのなら、ドル価値は下落しなければならない
市場(というか、経済システム)は前者を選択したのかもしれない。