上げ過ぎ注意(2)
- 今日のNYSEは上げた...
- 約7.8%のGap Up Open
- つまり上げ過ぎ注意に抵触。
http://quantifiableedges.blogspot.com/2008/10/2-gaps-and-their-tendency-to-pull-back.html
- つまり、来週火曜日までにS&P500は870あたりに戻ってくる、と。
- ちなみに前回の2% Gap Up(10月13日)は、二日後に「約束」を果たした。
なんでこうなるの?
- 大幅なGap Up=ボラティリティが高い=一般的に下げ局面=利益確定売りや戻り待ち売りが出やすい
今回も法則は当たるか?
- 鍵は水曜日のFed利下げではなかろうか
Minyanville: Five Things You Need to Know: Fed Faces the Limits of Confidence
- Fedが決める金利には「Federal Funds Target Rate」(DEFDTAR: 誘導金利)と「Effective Federal Funds Rate」(DEF: 実効金利)がある。
- 定例で決められるのは前者。
- 同記事によれば、誘導金利と実効金利は昨年夏まではほぼ一致していた。そう。サブプライム問題が顕在化するまでは...
- が、去年夏以降は両者の乖離が目立つようになった。
- そして、このチャートによれば、この数週間は実効金利が誘導金利より50bp〜75bpほど低くなっている。
- なので、明日の会合でFedが「利下げ」を発表しても-それが50bpだろうが75bpだろうが-、現状の実効金利を追認する形にしかならない。
- 実経済に利下げの効果が現れなければ(あるいは、誘導金利と反対に実効金利があがるようなことがあれば)市場は失望するであろう、と同記事はまとめている。