東証一部銘柄見てびっくり
これはすごい...*1
- P/B比 0.83
- P/E比 9.54
以下、懐かしの会話風味で...*2
- 本郷君: 博士、大変です! 東証一部上場銘柄の連結P/B比が1を割ってます。
- 死神博士: うむ。市場は企業の総資産価値を疑いにかかっているんだな。
- 本: つまり、全ての企業が不良資産を抱えている、ということ?
- 博: うむ。そのとおりじゃ。
- 本: でも、全部の企業に共通した不良資産ってなんでしょう?
- 博: 人じゃよ。人材ともいう。
- 本: どういうことですか?
- 博: 何の生産もせず、ただ会議と規則の押しつけしかしない連中を大量に抱えた大企業に何の未来があるというのかね?
- 本: ....
- 博: 好景気で売上や利益が潤っていた間はそれでも会社は回ったかもしれない。が、世界的に景気が後退していくことが確実になってきたことで、もはや彼らを養っていく余力はない、と市場は読み取っているんだよ。
- 本: でも、派遣社員の活用などで景気後退には対応しやすくなったのでは?
- 博: 短期的にはそうかもしれない。だけど、5年、10年という単位で考えた場合、未来を背負って立つ世代への投資を怠っているというのは致命的じゃよ。そして、市場はそのあたりを敏感に読み取るのじゃ。
- 本: じゃあ、どうすればいいんですかね?
- 博: それを考えるのが、経営者というものではないかな?
- 本: それもそうですね。
*1:この記事は、10月27日あたりに書き始めました