当初仮説との乖離をどう処理するか
- 日本巡業は本日まで。
- 成田空港のラウンジで飛行機待ち。
水道代はなぜ高い?
- 24日の「報道特集Next」という番組で「水道代はなぜ高い?」という特集を組んでいた。
- いろいろ事例を挙げていたけど、根本的な問題は「水道水源整備投資計画において、当初想定していた人口構成が外れてしまった」ということに尽きる.
- 結果、より少ない人数で水源代を返済することになるから、水道代は高くなる。
- 「ダムはムダ」という本でも指摘されていた話だ。
- 作者: フレッドピアス,Fred Pearce,平沢正夫
- 出版社/メーカー: 共同通信社
- 発売日: 1995/12
- メディア: 単行本
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水道に限ったことではない
- 当時の想定と現実とが大きく乖離してしまっているのは水道だけじゃないはず。
- 年金もそうだよね。
- 雇用制度もそうだよね。
水道値上げを受け入れるのなら
- 当初想定が外れ、その事業が不採算になったら、とれる手段は限られている。
- 売価を上げる(価格転嫁)
- (サービスや品質を下げるなどして)原価を下げる
- 水道はまさにこれをやっているわけだ。
- 「水道代死守村」みたいなのができて、そこに「憲法9条を守ろう」というタスキを付けた団体がやってきて炊き出しをした、なんて話は寡聞にして聞いたことがない。
- つまり、水道代値上げは(文句はあるだろうけど)それなりに受け入れられている。
- だったら年金や雇用制度も見直しできるんでないの?
- 年金受給額は減らす
- 積立金は増やす
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- 歳とった人の給与を減らす
- あるいはやめてもらう
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- 人口が減った自治体は役人の給与を減らす
- あるいはやめてもらう
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- まだまだありそう。
役人はいいよね
- リストラされないんでしょ?
- 作業効率化とか求められないんでしょ?
- うらやましい。
- メディアの皆さんには「正社員 vs 派遣」というよりは「民間 vs 公共」という感じで対立軸を作ってほしいぞ。