カリフォルニア州における大規模歳出削減という現実

MSNBC: California faces its day of fiscal reckoning(カリフォルニアが放漫財政の報いを受ける日)

  • 7月から始まる新年度予算の歳入不足は240億ドル。
  • 年間予算はざっと1000億ドル規模なので、25%足らない事になる。
  • この「穴」を歳出削減で埋めることになる。
  • 候補は...
    • 低所得者向けの生活保護...廃止
    • 低所得世帯における児童向け医療保険制度...廃止
    • 大学生向け助成金(77000人対象)...廃止
    • 州職員および教員の首切り...数千人規模
    • 州立公園の予算大幅削減
    • 州立刑務所の囚人を早期釈放

雑感

  • カリフォルニア州はもし独立国家だったら世界6位の規模を誇る経済を抱えている。
  • そこが25%の歳出削減に踏み切るわけ。
  • Black Swanは、カリフォルニア州から飛び立つのかもしれない。

追記

  • また治安が悪い日々に戻るのか...
  • インフレを心配する必要はない。
  • この条件下で高金利・ドル安になったら、確実に経済は止まる。