オバマ版後期高齢者医療改革

  • The Onionに衝撃的な記事があった。
  • 即効適当翻訳

The Onion: Obama: Health Care Plan Would Give Seniors Right To Choose How They Are Killed

オバマ:医療改革で、老人は自身の殺され方を決められるようになる

ワシントン発: オバマ大統領は火曜日に撮影されたテレビ番組で、自身が提案している医療改革案への「明らかな誤解を解く」とし、政府が老人を殺すことはないと明言した。

一方で大統領はすべての老人を2011年までにこの世から消し去る、とも語っている。

大統領は、老人の数を減らすことが最優先政策であることも認めているわけだが、次のように述べている。「変なうわさが飛び交っていますが、はっきりさせておきましょう。私の提案する計画では、老人は殺されたいときに、希望する方法で殺される。簡単でしょ。」「あなたのおばあちゃんが、『高校の校庭で絞首刑にあうくらいなら、自宅でひっそりと安楽死したい』、というのであれば、その権利は当然認められるべきだ。」

「繰り返しますよ。はっきりさせておきましょう。老人の皆さん、あなたが希望しない方法を使って、政府があなたを処刑するような法案には、私は決して、いかなる状況であっても署名しません! これはお約束します。」

45分にわたる番組で、大統領は65歳以上の市民たちに対する畏敬の念を繰り返し強調し、彼らが希望しない方法で処刑することは「非アメリカ的で」「大間違いだ」と語った。

一方でオバマ大統領は、彼の法案に反対する勢力が、州単位の「強制老人殺戮」に関して誤った情報を流し、老人たちの恐怖心をあおっていると批判した。

大統領はおびえるアメリカ老人たちに同情していると語る一方で、「もし政治家が、『お前は住居から強制退去させられた後に、道端で犬のように銃殺されるしかないんだ』と言っておきながら、実は安楽死という選択肢を隠していたとしたら、それはやっぱり政治不信になるよね」とも語った。

「私の法案に対する皆さんの不安は、私が抹殺審査会みたいなものを立ち上げて、そこで老人たちを殺すかどうか決めようとしている、という誤った情報にもとづくものです。でも、それは大間違いなのですよ。抹殺審議会というのは、老人を抹殺する手段の一つに過ぎません。いいですか。私の法案では、老人は撲殺されることも、毒殺されることも選べるんです。海兵隊員や空軍州兵に殺されるもよし。あっさり死ぬか、じわじわ死ぬかも選べる。自宅の風呂桶で溺死することすらできるんです。」

一方の反対派は、オバマ案では老人の減り方が、現行の民間医療保険制度よりも緩やかになってしまう、と指摘している。

オバマ:「大事なことは、私の法案では誰もが望む死に方を実現できる、ということです。」

970ページの法案には、老人が選択可能な処刑方法が600以上記述されている。どれもがメディケア制度でカバーされるのだ。また、この法案では主治医に安楽死の注射を打ってもらうことも選べるようになっている。

他にも、YMCA地下に設置される一酸化炭素を使ったガス室や、ネバダ砂漠に作られる大量殺戮場などが法案に盛り込まれている。

オバマ:「過去の私の発言を調べればわかるはずです。私は政府が個人の生き様に干渉することに一貫して反対してきました。ですが、この変革の時代にあっては、政府は人々に救いの手を差し伸べるべきなのです。老人用サリンガス室まで無料バスを提供しようとしているのは、そういう背景があるからなのです。」

演説後、政府関係者はこの法案が民主・共和両党からの賛同を得られるだろうと語った。ただし、民主党極左の一部からは、オバマ大統領が抹殺審議会構想から後退したことに対する批判もでている。殺戮方法を選択可能にしたことで、「単一かつ統一された老人抹殺構想」が台無しになった、ということである。

Jay Rockefeller上院議員(民主):「大統領は、反対派を懐柔するためにひよってしまったな。もともとの医療改革は、抹殺審議会こそ老人を減らすための最高の手段ということで始まったはずなんだが...」

共和党の反応は、もっと手厳しい。

John Boehne下院議員(共和):「老人の皆さん、逃げましょう! オバマは皆さんを殺しにきますよ!」

だが、アメリカ老人たちは、オバマ大統領が大人らしく語ったことに対して賞賛を送っている。この数ヶ月、政治の道具として使われ続けてきたから、当然の気持ちなのであろう。

フロリダ在住74歳のRose Benzioさん:「老人が、政治家の対立を解消するための道具として使われないなんて、こりゃまたずいぶんひさしぶりのことだわなぁ。オバマ大統領の言うことすべてに賛成できるわけじゃないけど、彼の用意した手段のどれかは自分にも合っているかもね。ギロチンなんていいかもね。」

ネタですよ

  • The Onionって本当の話を書いたことない新聞だから本気にするなよ。